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CPU FANを制御

PWM回転制御のファンの付属の場合(FAN-402-PWM-5V) は、回転速度を制御できます。回転数を固定して冷却をし続けるか、自動で冷却する方法があります。Jetson Nanoの内部には、温度センサーが内臓されています。その温度から回転数を制御します。Jetson Nanoをファンで冷却することで安定化します。

Dockerで起動した場合は、localhostにアクセスする。

※Dockerでないバージョンは入力不要です。

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ssh localhost

回転数を手動で設定し冷却したい時

0~255の段階でファンを回転させます。

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sudo sh -c 'echo 255 > /sys/devices/pwm-fan/target_pwm'

現在のファンの回転速度を取得

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cat /sys/devices/pwm-fan/target_pwm

回転数を自動で設定し冷却したい時

Jetson Nanoがインターネットに繋がっている状態で

jetson-fan-ctlをインストールします。

ソースをダウンロード

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git clone https://github.com/Pyrestone/jetson-fan-ctl

インストールします。

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cd jetson-fan-ctl
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./install.sh

インターバルは2秒ごとに温度を取得し、回転を制御します。

設定を変更

周辺環境やご使用状況、目的などにより、自分で設定したい場合は以下のように編集、実行します。。

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sudo vi /etc/automagic-fan/config.json

初期設定は以下のようになります。2秒間ごとのインターバルで、温度20度でFANが停止、温度50度以上でファンの回転数が最大になるようになっています。 MAX_PERFを1になっており最大のクロックで実行します。

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{
"FAN_OFF_TEMP":20,
"FAN_MAX_TEMP":50,
"UPDATE_INTERVAL":2,
"MAX_PERF":1
}

編集した場合、有効化するには、リスタートします。

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sudo service automagic-fan restart

再起動します。

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sudo reboot