NRF52シリーズ
ノルディックセミコンダクター製NRF52シリーズはBluetooth,ANTといった無線テクノロジーを搭載したARMマイコンです。無線周辺機能も内蔵しておりワンチップ、低価格を実現している。
CPUコアは、ARMマイコンを搭載。独自の周辺機能を利用できる。
ビーコン用途以外にも豊富な周辺機能でセンシングとしても、マイコンとしても活躍が期待される。
前モデルNRF51と比べて高性能化しているのにも関わらず、送受信の低消費電力、CortexM4の採用(浮動小数点機能追加)、メモリを増加、NFCにも対応。
ハーバードアーキテクチャ採用で高速化に。
高速に起動、動作してすぐさま、スリープモードに入り消費電力を低減している。
日本の技適取得済み NRF52を採用しているBLEモジュールメーカーが日本にも数社存在し、電子部品店から購入可能。
飛距離は、おおよそオフィス内 実際はおおよそ20m~30m程度になる。(建物環境、天候環境やモジュール性能による)
コアはARMマイコンであり、周辺機能は、I2C(TWI),I2S,SPI,UARTといった通信にも対応。リアルタイムクロック、A/Dコンバータも搭載している。
Bluetooth
免許なしで使える2.4GHz帯域使用 工事設計認証(技適マークありの場合)
Bluetooth SIGが認証または管理している。
Bluetoothのバージョンには、BR,EDR,HS,LEモードの4種類存在。NRF52はLEモードのみを使用しています。通信速度は最大1Mbpsとなります。
Bluetoothは、携帯電話およびスマートフォンと連携ができ、WiFiと比べて低消費電力でこれから膨大となるデバイスに対して、周波数ホッピングにより有限な無線帯域適応 IoT社会に適した無線技術になっています。
ピコネットと呼ばれるネットワークを構築することも可能。
インターネット接続。
Bluetoothプロファイル
LEモードの場合は、GATTプロファイルを使用します。
GATTは、サービスやキャラクタスティクで構成され、あらかじめBluetoothSIGで定義されたサービスは、番号が決められていて、独自で決めるサービスには、UUIDで番号を振ることができます。
GATTプロファイルの種類
アラートノーティフィケーションサービス 例:スマートフォンからデバイスに通知を送るプロファイル。
血圧のサービス
血糖値のサービス
など
BLEモジュールサードパーティー
https://www.nordicsemi.com/jpn/node_176/3D-Party-Bluetooth-low-energy
サービスとキャラクタリスティクで構成。
ペアリングあり、ペアリングなしどちらでもリードライトできる。(ペアリングありの場合は通信は暗号化される。)