A.1 印刷準備設定
概要
基板にクリーム半田と呼ばれますペーストの半田を基板に印刷します。
準備
クリームはんだ(ソルダーペースト) チップに合わせた配合、粉末粒度のものを使います。
メタルマスク(ステンシル)
スキージ
半田のスペック
半田ペーストにはいくつか種類があり使用する部品や使用される環境、耐用年数によって使い分けます。
半田合金 ボイド発生を抑制するもの(完全ハロゲンフリー、真空リフロー) N2リフロー 低残渣、無洗浄 衝撃性を有するもの 銅割れが優れているもの 強度に優れているもの 0402部品対応
今回、使用する半田ペースト
T-4(粒度) 配合 Sn(すず)-Ag(銀)-Cu(銅) 日本スペリア SN97C P506 D4 SN97は金属記号、フラックス番号、粒度 タイプ4(D4:20〜38μm) フラックスカテゴリ ROL1 ハライド含有量 0.05% フラックス含有量 12% 絶縁抵抗 3.6*10^8 広がり率 75.6% 使用期限 12ヶ月
選定理由としては、繰り返し印刷に優れている。
他にもジャータイプ以外にもシリンジタイプなどがあります。
粉末粒度のサイズ Type3(25~45um) Type4(20~38um) Type5(10~25um) Type6(5~15m)
温度プロファイルの確認
リニア、ハットプロファイル
半田の選定
半田選定に関しては、半田メーカーに相談した方がベター。
半田の保管方法
保存方法 0〜10°(冷蔵庫) 開封後は粘着力低下、フラックス劣化により不良率が多くなる。 開封後 3〜7日 それ以降は廃棄した方が良い。 未開封なものは、半年〜1年ぐらい保存可能な場合が多い。
半田の価格
1万円弱。(250g)